ブラジルセリエB第12節:戦術の変化と昇格レースの行方

by:DataDevil1ヶ月前
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ブラジルセリエB第12節:戦術の変化と昇格レースの行方

データが語るブラジルセカンドディビジョンのドラマ

プレミアリーグのxG分析を専門とする筆者がブラジルセリエB第12節を徹底解剖。43%の試合が1-0で決着する中、アトレチコ-MGの4-0勝利など波乱の連続でした。

粘りの戦いが続く 3試合連続1-1引き分けで幕開け。アバイは終盤失点が多い傾向(86分に同点弾を許す)が目立ち、パラナ(89分)やCRB(92分)にも決勝点を許しました。

昇格争いの駆け引き ゴイアスは2-1で勝利し、ミッドフィールドダイヤモンド形成から2.3xGを記録。昨年昇格したアマゾンFCも逆転勝ちで5位に浮上しています。

驚きに満ちたハイライト

  • 95分同点弾: ビトーリアがリーグ首位コリチーバに劇的な同点弾を許す
  • GKの活躍: レモのティアゴがクイアバ戦でクリーンシート死守
  • 戦術変更: 6チームが4-2-3-1と4-4-2を試合途中で切り替え

データが示す今後

残り16節で:

  • ボタフォゴ-SPの自動昇格確率68%
  • 中位ながらアバイの降格確率41%(守備の問題)

パイサンドゥのようなチームが下克上を狙う、ドラマティックなセリエBの世界をご紹介します。

DataDevil

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